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工事に費用がかかる土地があるの?
回避するには、どんな土地を探せばいいの?
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この記事は、こんな悩みの人向けです。
こんにちはワサビです。
家を建てる上で、なくては進まないもの…
それは土地です。
土地がなければ、建物を建てるどころか計画すらできません。
なので、土地探しは家づくりの第一歩です。
しかし、土地探しは簡単ではなく、理解した上で購入しないと後から後悔することになります。
「知ってたら購入しなかった」と購入してから持ち込みされる方が、非常に多いんです。
土地は買ってしまったが最後、建設時に費用がかかってしまって予算がオーバーすることも…
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それだけは、避けなければ…
そうならない為に、設計事務所の専任宅建士である私が、無駄な費用がかからない土地の探し方を紹介していきます!
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一応、専任宅建士です…(笑)
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土地価格が安いには理由がある!
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今では、インターネットが主流となって不動産屋さんに足を運ばなくても、土地情報が誰でも見れるようになっています。
土地を探している方であれば、ほとんどの人が検索したことがあるのではないでしょうか?
しかし、希望のエリアで売地情報を見ていると・・・
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「あれ?同じエリアなのになんで価格がこんなに違うの?」
疑問に思う事があると思いますが、パッと見た感じでは一緒ですが重要な所が違うんです。
それは、「高低差あり」←ここなんです。
こういったところで、落とし穴が仕掛けられているんです。
実際に、道路との高低差がある土地に建物を建てようとすると、擁壁や埋め立てをしなければ建築は出来ません。
そのような工事は、土地代とは別で費用がかかってしまうんです。
いくらB土地の方が安いといっても、擁壁や埋め立て工事の費用まで算出すると、A土地の方が安い事もありえます。
不動産屋さんも、そういったマイナス面も査定して土地価格を出しています。
なので、安いからと言って購入に走るのは危険です。
建築時に費用がかかる土地 5選
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建築時に費用がかかる可能性がある、土地の特徴を5つご紹介します。
これらの土地を購入する場合は、注意しなければなりません。
・道路との高低差がある土地
・傾斜地の土地
・前面道路が極端に狭い土地
・上下水道が引き込まれていない土地
・防火・準防火地域内の土地
このような土地を購入をしようとしている場合は、一旦STOPしてください!
道路との高低差がある土地
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相場よりも安い土地に多いのが「道路との高低差がある土地」になります。
道路よりも土地が高い場合
少しの高低差であれば支障がですが、例えば道路よりも土地が1m上がっている場合。
コンクリート擁壁が必要になり、登るための階段も必要になってきます。
その分、建築時に余分な費用がかかってくるので気を付けてください。
道路よりも土地が低い場合
たとえば、田んぼの跡地の様に道路より土地が低い場合。
道路と合わせるために、土の埋め立てをしなければなりません。
新たに土を埋める事によって、土代や転圧の費用もかかってきます。
考えただけでお金がかかりそうですよね……
傾斜地の土地
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傾斜地の土地も、必ずと言っていいほど高低差が生じます。
なので建物を建てるために、地盤面をフラットにしなければなりません。
高低差があるということは、擁壁によって土留めをする必要があり、造成費用が高くなるケースが多いです。
前面道路が極端に狭い土地
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道路の整備されていないエリアは、まだまだ多いんです。
街中になると、気に入った土地の全面道路が狭いなんて事はたくさん聞きます。
そのような土地は、工事がやりづらくなる事から「工事がやりづらい=割高」ということになってしまうんです。
例えば、建材を乗せたトラックが土地まで入れず、遠いところから手運びするとします。
そうなると運搬料が発生したり、大型トラック1回で運べる物が、軽トラックで何回も運ぶことになりますよね。
そこでも、人件費と運搬費がかさむので、費用が高くなるというわけです。
全面道路4m以下は資産が減る
建築基準法の規定として、接道する道路は基本的に4m以上が基本になります。
4m以下の道路は、敷地を後退して4m道路を確保しなければなりません。
多くの市町村は、後退した土地を行政に寄付する事になるのです。
その分の土地面積が減ってしまい、強制的に資産が減ることになってしまいます。
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上下水道が引き込まれていない土地
道路には、行政で管理している上水道(飲水)下水道(排水)の管が埋設されています。
私たちは、そこから上水道(飲水)を入れて、下水道(排水)に出しているのです。
基本的には、道路の埋設管から敷地までの引込は、施主負担で行わなければなりません。
元々家が建っていた場合は、前の人が引込工事をしていた可能性が高いので、そのまま使えれば工事は不要になります。
しかし、畑や田んぼの跡地に建てる場合には、引込が無いので工事が必要になってきます。
引込がある場合でも、新築建物の引込口径が違えば、新たに引込工事を行わなければなりません。
なので、事前に行政で調べるか不動産屋さんに聞いておくことが良いでしょう。
防火・準防火地域内の土地
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各行政で防火指定に関して、規制を設けており比較的都心部が対象となるケースが多いです。
駅や繁華街の周辺は、防火地域に指定されている事が多く、その周りは準防火地域に指定されているケースが多いです。
準防火地域の場合
購入を検討されている土地が、準防火地域である場合。
どのハウスメーカーや工務店でも、サッシやドアの性能を準防火地域仕様にしなければなりません。
普通の性能の物よりも、おおよそ70万~100万円程高くなります。
ちなみに、我が家を建てたエリアも準防火地域でしたので、見積もり項目に準防火仕様としてプラス料金になってました~(泣)
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金額が大きい…
防火地域の場合
防火地域の場合は、階数や㎡次第では構造が耐火構造となる為、圧倒的に建築工事費が上がってしまいます。
費用がかかる土地を買わない対処法
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この土地を購入して後から費用が増えない?
いざ土地を購入しようとしても、不安になる人も多いのではないでしょうか?
ここでは、うっかり費用がかかる土地を買ってしまわない対処法をお伝えします!
それは、「地元のハウスメーカー、工務店に相談する」こと。
結論、これが時間も労力も使わずに土地選びで失敗しない方法です。
もちろん自分で基礎知識を身につける事は、とても重要だと思います。
しかし、建物の工事はどのような理由で、追加工事が発生するのか予想がつかないところが厄介。
その点は地元のハウスメーカー、工務店は事前に把握しています。
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など、アドバイスをもらえるので失敗するリスクは低いです。
手間をかけずに土地を探してもらう方法
中々自分で土地を見つけてハウスメーカーや工務店に土地を持ち込むのには少しハードルが高い。
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この記事のまとめ
土地価格が相場よりも安いと誰しも目を引きますが、後から工事に費用がかかるケースが非常に多いです。
一旦、冷静になって土地情報を再確認することが大切です。
特に、道路との高低差がある場合や全面道路が極端に狭い土地は、後の工事に大きく関わってくるので注意した方がよいでしょう。
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冒頭でもお伝えしましたが、土地は知らないまま購入してしまうと、取り返しのつかない事になってしまいます。
そんなことになってしまっては、夢のマイホーム計画の序盤でつまずいてしまうことになります。
しかし、土地の基本的な知識を知っていれば事前にトラブルを防ぐことができるので、これらの事をしっかりと覚えておきましょう!
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それではまた次回。
最後まで有難う御座いました。
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