この記事はこんな悩みがある人向けです。
外構の勾配がきつくなると言われた。
どれくらいまでなら、生活に支障がでない?
こんにちは、ワサビです。
外構設計は、どうしても後回しになってしまい、建物に合わせる形になりがちです。
そこで、トラブルが多いのが、駐車場・アプローチの勾配問題。
高低差で駐車場の勾配がきつくなりますよ。
え?勾配?どうすれば?
外構業者さんから、こんなことを言われていまい困った人も多いのではないでしょうか?
しかし設計上、勾配がどうしてもついてしまうからどうしようもない…
勾配がキツイとどんなことに支障がでるのか?なにか対策案はないのか?
この記事では、生活に支障がでない外構勾配と我が家で検討したキツイ勾配の対処法について紹介していきます。
ワサビです。
建築費の高騰で一度は諦めかけた、夢のマイホームを低予算で実現させるために行動。
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超簡単!勾配の計算方法
まずはじめに、勾配?%?何ぞや?って人に、勾配と傾斜率の計算方法を紹介していきます。
そんなことは知ってる!
ってひとは飛ばしていってね。
%とは傾斜率のことで、簡単な計算で勾配を出すことができます。
例えば、1m進んで1cm上がれば、勾配は1%になります。
計算式でいちいち計算するのがメンドイ!って人はこちらを使うとすぐ分かります。👇
理想の勾配にするには3%がベストな理由
傾斜角度は、3%~4%が理想の勾配と言われています。
なぜ?フラットではダメなの?
勾配を付けるには、理由があるんですね~。
ここでは、なぜ?3%~4%の勾配を付けることが理想なのかを解説していきます。
理由① 水はけに適した勾配
外構で勾配を付ける99%と言ってもいい理由は、雨などの水はけ勾配です。
浴室も水が溜まって赤カビを防ぐために、微妙な勾配を付けて排水口に水を誘導してますよね?
それと同じですね。
外構も雨などの水溜まりを放置しているとコケ・カビが発生して見栄えが悪くなってしまいます。
コケは滑って危ない…
なので、道路の側溝に流れるギリギリの角度が3%というわけです。
理由② 歩いても坂に感じない勾配
アプローチを通って玄関に向かうのに、坂を上る感覚を毎日味わいたくはないですよね。
意外と、すこしの勾配でも、アプローチ部分が長いと荷物を持って歩くと、しんどいものです。
さきほどの水はけを考慮して、3%の勾配ではれば「傾斜キツっ!」って感じはしません。
毎日の積み重ねはキツイ…
10%以上のキツイ勾配による4つの影響
外構計画で勾配が10%になってしまった!けど、水はけがいいからトントンだぜ!(笑)
なんて、よくわからない思考の持ち主には、急勾配でおこる影響について紹介していきます。
影響① 愛車が痛む危険性
平坦な場所に比べ、傾斜に止めるとタイヤ・サスペンションなどのゴム製品の劣化が早まります。
定期的に車に乗る生活であればよいのですが、乗る頻度がすくないとオイルも偏るので、あまり良くはないですね。
今の車は丈夫なので、気持ちの問題かも。
影響② 車の扉開閉が危険
勾配に対して、車の向きでドアの開閉が重くなったり、軽くなったりします。
それに加え、台風などで突風が吹くとドアが軽い方向は、ドアパンチの危険性もあるので注意が必要です。(泣)
荷物もって出るときは本当にヒヤッとするときも…
影響③ 車の出発・駐車が危険
急勾配の出発は、ピューと発進するので歩行者・車などに細心の注意が必要です。
子供が良く通る道路はホントに危険。
また、駐車についても踏み込まないと急勾配を上っていかないので、加減をミスって外壁にドカンッ!なんてこともなくはありません。
影響④ 転倒の危険性
普段、コンクリートが乾いているときは問題ないです。
しかし、雨が降った後や洗車後で水で濡れてる場合が危険です…
急勾配+コンクリート+水はスケートリンク並みにツルっとすべります!
実は、尻もち経験者です~。(泣)
キツイ勾配を対処する3つの方法
急勾配になってしまった…
なにか対策はない??
やむ負えず、道路と建物に高低差がついてしまって、急勾配になってしまうこともあるでしょう。
そのような場合でも、安全の確保や勾配を緩やかにしたりする対策はあります。
ここでは、最も有効な対策案を3つ紹介していきます。
ポーチ階段を増やす
シンプルに道路と建物の高低差をなくすには、階段を追加することが1番手っ取り早く安全です。
単純に考えて…
奥行10mのアプローチに対して、蹴上15㎝の階段を付けた場合、1.5%の勾配を稼ぐことができます。
階段の段数で勾配はいくらでも調整できます。
しかし、段数を増やすことで「登るのがつらい!」といったデメリットもあります。
道路側の乗り入れに急勾配をつける
入口面の70㎝ほどのところまで、10%~15%の急勾配で一気にグイッと上げる方法です。
そうすることで、高さを稼ぐことができ、駐車スペース・アプローチ部分は緩やかにおさまります。
刷毛引きし仕上げにする
駐車スペースで洗車することが楽しみ!って人もいるのではないでしょうか?
すべります、私の渾身のギャクよりもすべります…
水で濡れた急勾配のコンクリートは、想像するよりもはるかにすべります。
クロックス・サンダルは最悪ですね…
安全面のことを考えて、コンクリートの急勾配になってしまったら、刷毛引き仕上げにしましょう!
コンクリートの表面に線の凹凸がすべり止めの役割をしてくれます。
建築前に外構勾配を確認する重要性
建築前は建物のことで頭がいっぱいになって、外構のことなんて1ミリも考えてない人。
安心してください、ここにもいます。(私)
しかし、後手にまわるよりも先手を打つほうが、何事もいい方向へ進むのと同じで、
外構は最後という概念を捨てて、建築前に確認しておくことで、後悔のない使いやすい外構になることは間違えありません。
ハウスメーカーに外構勾配の確認をする
勾配はどれくらい?
図面の作成を進める段階で、ハウスメーカーに外構勾配について確認しておきましょう。
正直、ハウスメーカーから設計GLについて確認されることは、まずありません。
しかし、設計GLで道路との取り合いが決まってしまうので、「この設計GLだと道路との勾配はどれくらい?」との質問はしておくべきです。
建築前から外構業者とやりとりする
外構は建物が建ってから考えればいいや~と後回しにしがちですが、じつは外構で失敗する多くが後回しにするのに原因があります。
ハウスメーカーは建物はプロですが、外構のプロではありません。
素人では、気付かない問題点にも気づいてくれることから、外構は外構業者へ提案してもらうことが迅速かつ正確です。
今の時代は、建物配置をもとに外構プランを無料で作ってくれるサービスもあるので、効率良く活用して意見を聞くことも必要です。
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我が家の6%の勾配はぶっちゃけ普通
6%の勾配ってどうなの?
私感覚で解説していきます。
6%の勾配というと、「駐車場としてはキツイ!」と皆さんに良く言われますが、ぶっちゃけ普通です。(笑)
車の駐車・発進・扉開閉についても、なにも支障がないレベルなので、6%までであれば問題ありません。
理想の3%勾配に比べると、すこーし坂感がでますがその分水はけがいいので、乾きも早いです。
したがって、6%になるって言われて心配…という人でも、生活に支障がでるレベルではなく、いざ施工してみると「こんなものか」くらいに感じるのではないでしょうか?
10%の勾配がキケンなのは本当
10%勾配の駐車場を体験してきました!
結論から言うと、車の乗り降りや扉の開け閉めがつらすぎます…
車の発進についても、サイドブレーキを解除するとすこし前へ進む感覚があります。
そう感じるということは、生活に支障がでているということですね。
立地でどうしようもない場合を除いて、10%の勾配はやめておいたほうがよいでしょう。
階段の段数を増やすなど対策案をかんえるべきです。
この記事のまとめ
この記事では、生活に支障がでない外構勾配と我が家で検討したキツイ勾配の対処法について紹介してきました。
外構勾配で失敗しないためには、建築前から外構設計について打合せをしておくことが良いでしょう。
気づいたら外構が急勾配になってしまった!そんなときでも考え一つで対処法は必ずあります。
あせらずに、ハウスメーカー・外構業者へ相談してみましょう。
3%~6%の勾配は生活に支障がでないレベルなので、気にすることはありませんが、7%~10%になると少なからず不具合がでてくるケースが多いです。
なるべく理想の4%に近づけれるように前もって、考えておけば生活しやすい家づくりへとつながります。
それでは、また次回。
最後まで有難う御座いました。
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